昌武会について

About Us
左より松岡会長、故田中館長、上田師範

昌武会とは

What is Shobukai?

昌武会は元々糸東流空手を基礎に昌武館として出発しました。
創設者は、愛媛県大洲市出身の田中宏昌先生(全空連八段、糸東会八段)であり、
糸東流の摩文仁 賢榮先生、崎尾健先生、岩田万三先生や、沖縄空手の遠山 寛賢先生などから技術を習得されました。

昌武という名の由来は初代館長田中宏昌先生と二代目館長松岡武久先生の名前から一文字づつ取って名付けられました。
その前は誠孜館という道場名で、昭和47年に愛媛県松山市法龍寺というお寺で始まりました。田中先生が33歳ぐらいの頃です。
組織は、四国を中心に10支部くらいで500名くらいの空手団体へと成長しました。
また、海外ではネパール、インド、スリランカ、オーストラリア、ドイツ、イランなどの支部を持ち空手のグローバルな普及にも貢献してきました。

平成に入り、誠孜館(競技空手)と昌武館(伝統空手)に分け組織編成しました。
誠孜館では、全日本空手道連盟糸東会に所属し、世界・日本チャンピオンなども輩出してきました。
昌武館では、古流沖縄空手をベースにした稽古体系で身体技法、呼吸法、また、武器術なども稽古に取り入れました。

松岡武久先生が二代目館長を引き継いだ後、幅広い武道の活動を目指すために昌武館から昌武会へ移行し、今に至っております。
現在は本部道場を岡山とし、沖縄支部道場、上海昌武館、ネパール昌武館、オーストラリア昌武館など、各地で活動しています。

私達は空手を通じ、人格形成を目指し、社会に貢献出来る組織を目指しています。

 会長ご挨拶

Greetings from Chairman

昌武館から昌武会へ移行することになり、新たに昌武会会長として活動することになりました。
会長と申しましても、ただトップにいるということではなく、今迄と同じように皆さんと共に汗を流して稽古鍛錬に励んでいくものです。

館から会への流れについては、もっと大きな流れ・方向性を探るべく、幅広い武道の活動を目指すにはいいのではないか、また個々が活動していくに当たっては会に属している事で、様々なフォローを受けられ互いに助け合う事で発展の阻害となるものを減らしていけるというメリットが有ります。一人ひとりがやがて指導者となる時、グループの中での深い繋がりが会というものを大きくさせていく大きな要因となります。

私は総てが一体となって活動していくことが武道・武術の発展のためには絶対必要との思いから昌武会と致しました。これからは皆様には今まで通り空手道に励み、昌武会発展に力添えをいただきたく願っております。

理事長紹介

Introduction of the Board chairman

上田健次郎

1971年 9月1日愛媛県松山市生まれ
1985年 国際田中糸東流昌武館に入門
1988年 初段取得
2019年 七段取得
1994年 大阪経済法科大学法学部卒業
1997年 糸東会全日本選手権優勝
1998年 糸東流アジアオセアニア選手権優勝
1999年 オーストラリア移住、指導者として15年間現地で空手指導
1999&2001年 オーストラリア空手選手権優勝(AKF)
2011年 上海移住、5年間現地で空手指導
2017年 沖縄移住、空手家専門の旅行会社Ageshio Japan設立
14歳で故田中宏昌先生の「昌武館」に入門。田中先生からは、古流糸東流の空手や古武道を学び、青年期には多くのトーナメントで優勝。1997年よりオーストラリアに移住し、旅行会社を経営する傍ら、空手指導を中心とした生活を15年間送る。その後、上海にて5年間空手指導をした後、沖縄に移住。沖縄では琉球古武道、沖縄剛柔流、沖縄少林流などを稽古しながら、昌武館の発展に尽力している。近代空手のトーナメントだけでなく、古くから伝わる古流空手の技術を習得している。

稽古体系

Policy

基本的に生涯空手を目指した稽古体型となっています。
主に、形と練度(約束組手)が中心になります。
大切なのは身体技法と呼吸法を身につけ、それが一つになり動けるようになる事を目標にしています。

もちろん、実践で使える空手を稽古します。
我々の空手は競技を主としていませんが、競技は間のとり方や技を仕掛けるタイミングを身につけるには最も近道です。
しかし、本来空手というのは技の集合体のようなところがあるものです。

そこで先ず技がしっかり使えるようにすることが本来の目的であります。
それと同時に、空手の命というべきものがスピード(技のキレ)とタイミング(技を発する間の感性)です。
この事をよく理解した上で、基本練習を一番に考え、次いで技法の習得です。

必ず基本練習をしっかりやって、練度(約束組手)で技を積み上げ習得します。
そして、上達していけば新しい空手を学んで行っていただきます。
上達のためのプログラムもありますので、個々に合わせて指導していきます。

それを見ながら、稽古のレベルアップを計って頂きたいと思っております。我々の空手は常に実際の場を想定して稽古内容を考えております。
実際に戦うことがあってはいけませんが、しかし身体はいつ、いかなる時でも間に合うように訓練しておかなければいけません。
形稽古でも淡々とこなしているだけでは体操化してしまいます。

常に相手を想定して稽古しなくてはいけません。
何事も常にそのような意識で、稽古に励むことが寛容です。また方針としましては、護身ということを大前提としていますので、常に身を護る為に拳法を柱として、逆技・関節技・古武道で肉付けしていきます。

組織体制

Organization

会長:松岡武久
理事長:上田健次郎
専務理事:浅沼克久
事務局長:中原賢一
指導員:大田原伸享
指導員:Stuart Harmer
指導員:高橋永
指導員:住吉和仁
指導員:高橋裕美

岡山本部道場

〒703-8255
岡山県岡山市中区東川原161-1 ファミール百間川801
メール:take57skgmail.com
電話.:090-1684-1997
稽古日:毎週日曜日11時~13時

沖縄支部昌武館
〒902-0067
沖縄県那覇市安里3-1-13 下地ビル3F
メール: kenjiro.uedagmail.com
電話:070-4454-0238
アクセス:モノレールでのアクセス
安里駅から徒歩3分
稽古日:毎週日曜日11時~13時

中国上海昌武館
上海市长宁区虹桥路1452号古北国际财富中心·古北大厦B101
メール:shobukan.shanghaigmail.com
代表:中原賢一

オーストラリア昌武館
代表:Stuart Harmer

ネパール昌武館
代表:Sajan Shrestha